Cat of AZ

Non Stop Thinking

YAPC::Tokyo 2019 に参加して発表しました

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YAPC::Tokyo 2019 に参加しまして、「ログにやさしいDB設計」というタイトルで発表しました。

yapcjapan.org

発表資料

speakerdeck.com

発表について

テーマが「報恩謝徳」だったのでログに日々のありがとうというお気持ちを表明したかった。 ちょうど最近やっていた開発の中で、ログの文脈でなかなかいいDB設計ができたなーとなったところを取り上げて発表しました。

素直に設計するとこうなるよねという内容かもしれないのですが、自分では素直で良い設計だと思っていても、 もっといいやり方があるかもしれないし、同じ課題を持っている人がいたら知見を共有したいなぁと思って申し込みました。 スライドの最後にある通り、発表の場を借りて設計レビューがしたかった。 20分のうち15分で発表を終えて5分を質疑応答(もといレビュー時間)にする予定が、発表が押して質問が一つしか受けれなかったのは反省でした。

発表後に声をかけていただいて「バイテンポラルデータモデル」について教えてもらいました。

itohiro73.hatenablog.com

www.slideshare.net

所感ですが、バイテンポラルデータモデルはログテーブルのときと同様に更新時のトランザクションが必要なのが気になりました。 あとレコード数の増加もログテーブルを作った場合と変わらないので肥大化も避けられなさそう。 過去の履歴を検索するのはログテーブルを作るよりバイテンポラルデータモデルの方が融通が効きそうですね。

ちなみに金融だとスタンダードな履歴保存の設計らしいです。初めて知りました。こういう知識って引っ掛ける検索ワードがないと知るのが難しいんですよね。 名前が付いていることすら知らなかったり。発表して本当によかった。 ちなみに声をかけて教えてくれた方にお名前を聞くのを忘れていてすごく後悔しました。このエントリを見ていたらご連絡ください。

思い出とか感想とか

YAPC::Asia 2015 のときにブログ書いてたのを思い出しました。

fisto.hatenablog.com

憧れだったんですよねYAPC。発表できて感慨深い。

当時のYAPCに参加したとき「Perlの発表が少ない」という印象が明確にあったんですが、今回はPerlの発表が本当に多くてびっくりでした。 4年前の当時はPerlを業務で書くことなんて全然想像していなかったのにその後なんやかんやで業務でPerlを書くことになり、人生というのは想像していないことが起こるなぁとしみじみ思います。

その他

YAPC開催を週末に控えた月曜日に体調を崩して発熱でうなされたんですが、ここ数年で一番重い症状だったのでインフルエンザだったらYAPCどうしようかと思ってめちゃくちゃ焦った。 イベント前は体調管理に特に気をつけようと思いました。