Cat of AZ

Non Stop Thinking

憧れのYAPC

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YAPCはこれまで関西から遠く眺める憧れの存在だったけど、今年で終わりであるということだったので、勇気を出してYAPC::Asia Tokyo 2015に参加してきた。

参加したセッション

2日目

3日目

傾向

運用や負荷分散の話を中心に回った。2日目に日本語セッションばかり見ていたんだけど、人気が偏っていることがわかった(立ち見したり、会場に入れなかったりした)ので、3日目は一番大きなホールで英語のセッションをゆったり聞くことにした。めちゃくちゃクオリティの高い発表を翻訳が付きで聞けて最高だった。

1日目が参加できなかったり2日目の懇親会に参加できなかったりと、ネットワーキングはそれほどできなかったことは反省。そのかわり久しぶりに会えた人は多くて、その点についてはよかった。

学び

障害は起きるものだし、ヒューマンエラーは起こるものだし、それを前提にしましょうという話が多かった。コンピュータに関する話というよりも、運用する開発者やチームにとってどうあるべきかという話が中心だった。その中で、実際に採用してよかったもの失敗したもの(ツールやルールを含め)の知見を得ることができてよかった。

走りだしたプロダクトは本当に制約が多くて改善が大変なので、良い設計はとても大事で、だけど良い設計を行うには失敗からの学びが必要で、みんなつらいことを経験して乗り越えているんだということがわかった。

その他の感想

スライドに絵文字が多かった。絵文字を多様するスライドが(海外では特に)モダンスタイルなのだと思う。

閉会式ではスタンディングオベーションしたいほど高まっていたんだけど、膝の上にMacがあってスマートにできなくて挫折した。スタンディングオベーションがスムーズに行えないのはIT系勉強会の課題だと思った。